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川が好き。山も好き。
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数えてみたらわたしの部屋にコーヒーカップ及びマグカップが10個あった。湯呑み茶碗も加えれば12個になる。

 普段使いのは実家暮らし時代から使ってた一番古いお気に入りの白地にシンプルな花鳥風月の絵のコーヒーカップ。昔はこのカップをメインで使っていたけれど、今は主に薬を服用する際に使っていてサブ的扱い。今飲み物用に使っているのは無印良品で買った耐熱ガラス(アクリル?)の。透明で大きいので夏はグラス代わりにもして重宝している。
 あとは簡単な来客用に100均で買った2つ。主に両親や友人が来た時に使っている。バラバラな時期に買ったので柄もバラバラ。
 そして新潮文庫のYonda?CLUBの応募券を集めていただいた景品ペアマグカップ。一つは職場で使っていて、「それって新潮文庫のだよね」なんて気づいてくれる人がいてうれしかったりした。愛用していたけれど、転職してマグカップ持ち込まない職場に代わってからは出番がなくなってしまった。この先にマグカップ持参の職場にめぐり着いたらまた活躍することでありましょう。ペアの方も、ペアの人が現れたら。
 それから昔の勤め先だった飲食店のクローズの際に処分品をいただいたお揃いの白いコーヒーカップ3つ。多数の人が集まった時にでも使いたいと思っていたけれど、そんな日は訪れないまま仕舞いっぱなし。でも3つ揃いっていつか必要な気がして。来客用の100均のをお払い箱にしてこちらを使用すればいいのだろか。でも割れてもいないのに交代させなくともいいとも思って、そのまま。
 とくべつな思い入れがあるのは、職場だった飲食店にお客様として現れたものの、体調を崩して倒れかけたお年寄りの方からいただいた蓋と茶こし付きマグカップ。具合の悪いのを介助したところ、回復した後日に、わたしのために選んだのだ、と職場まで届けに来てくださった。一度も使ったこともなく箱に入ったままだけど宝物。わたしはたいしたことはしていないのに、満面の笑顔でお礼を言ってくださって、お礼なんて別にいいのに、わざわざ後日来てくださったお心がうれしくて。そういえば当時は、助けてくれたお礼に後日カップをもらったことが恋の始まりだった『電車男』が流行っていて、似た状況を味わえたのがおもしろかった。もちろん、相手がおじいちゃんではそれ以上何も芽生えないのだけれども。
 いつか使いたいのは、妹の結婚式の引き出物だった夫婦湯呑み茶碗。まっしろな有田焼で、ころんとしたまるいかたちがかわいい。これを引き出物に選んだ妹のセンスがありがたい。ちなみに、両親などは同じ引き出物でも湯呑みのデザインが違っていて、両親のは渋い色でしゅっとしたかたちのものだった。わたしは自分に宛がわれたまるっこい湯呑みが気に入ってる。夫婦湯呑みなので、揃って使い始める日が来たらいい。その日まで仕舞っている。今のところ湯呑みはこれだけだけど、お茶も普段使いの無印良品のカップに淹れてるので使ってない。

 一人暮らしで、こんなに飲み物の器は要らないでしょ、と今さらに思う。半分以上も、一度も使われず仕舞ったまま。でも、なんだかどれも手離せない。だんしゃり、失敗。

  引き出物の夫婦湯呑みはいつの日かって二つ使おうと仕舞う

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おとも
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女性
自己紹介:
短歌とか映画とかこけしとか。
歌集『にず』(2020年/現代短歌社/¥2000)

連絡・問い合わせ:
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