忍者ブログ
川が好き。山も好き。
6月1日、2日は東北集会に行ってきました。北上市の現代詩歌文学館は8年ぶりくらいの2回目です。あの時、館内のカフェの有効期限なしの割引カードを発行してもらっていたけれども、すっかり別のお店に変わっていました。でも、当時は内心ここにまた来るなんて思ってもいなくて、こうしてまた来たことが不思議です。記念に取っておきましょう。









 帰りの駅で小さなイベントがあり、笙とキーボードでジャズの演奏をしていました。笙で聴く「What a Wonderful World」はとってもかっこよくて、あたたかな気持ちになりました。その足で、映画『主戦場』を観に行きました。

拍手[0回]

PR
仙台文学館の文学講座「佐藤通雅<短歌>×佐々木隆二<写真>【3.11の記憶】を語る」に行ってきていました。昨年あたり文学館で展示された企画についてのお話を聞く会です。まずは一分間の黙祷から始まりました。

 一つずつパネルを取りあげながら、短歌と写真のそれぞれのエピソードを語るといったような流れでした。それぞれとても興味深かったですが、コラボレーションにあたり、歌にぴったり過ぎるリアルな写真を合わせるのは避けた、というのにうなずかされました。20点は震災時に撮ったものから選び、4点は震災後に撮りに行った写真ということでした。
 震災詠を詠む葛藤などはわたし達も歌会で話したりしますが、写真を撮る方の話は初めて聞きました。長靴を履いて車で荒浜まで行ったものの「お前は何をするつもりなんだ」という声が聞こえてきて最初はどこへカメラを向けていいかわからなかった、とのことでした。わたしも震災時にやっぱり写真は撮れませんでした。今思えば、あの見たこともない光景を記録として残しておくべきだった気もするけれども、当時はどうしても抵抗が芽生えできなかったのです。わたしは写真家ではないのでそれでも構わないのですが、生業であればくるしかっただろうと想像がつきました。
 資料には大川小学校の校歌が記載されていました。2番の歌詞に「船がゆく/太平洋の/青い波/寄せてくる波」とありますが、実際に小学校から海は見えないのだそうです。作詞された富田博先生が、震災後にご自分の書いた歌詞について悔やんでいたというエピソードは切なく思いました。

 こちらの展示は2月22日から3月16日まで宮城野区文化センターでも観られるそうです。




拍手[2回]

先週の18日、19日は結社の全国大会で浜松へ行ってきました。いつもは東京までは高速バスなので、新幹線を使うのはわたしにとってはものすごいぜいたくです。
 ウォークマンで最上川司「司の冷たい肉そば音頭」を聴きつつ本を読んでいたら、福島から乗ってきた隣の席の人が話しかけてきました。東京へ野球を見に行くのだけれど友人との待ち合わせの場所までどうやって行ったらいいのかわからないとのことでした。わたしも東京の地理はわからないので力になれないことを詫びつつ、そのまま雑談になりました。どうして浜松へ行くのか聞かれ、一瞬迷って「イ、イベントで」と答えました。車窓から見えた富士山の山頂がどこの県にも属していないことなども教えてもらいました。こうして知らない人と語らうのも旅の醍醐味ですね。
 久しぶりの新幹線、乗り換えは初めてだったので不安もありましたが、思っていたよりずっとあっさり浜松に着きました。



 全国大会はとても楽しかったし、勉強になりました。誌面で存じ上げていたみなさんと、同じ場所でこうしてご一緒出来てうれしかったです。
 冊子販売の店番なども少ししましたが、接客業時代のマニュアルめいた口調が染みついている自分をあらためて思いました。歌会ではしどろもどろなのに。
 外でも中でも道に迷いまくったので、たくさんの方に道を尋ねてしまいました。みなさん親切に教えてくださってありがとうございました。

 せっかく静岡まで来たので、伊豆方面の石垣りん文学記念室などにも行きたかったのですが、都合の関係で会場から全く出ないという過ごし方になったのが心残りです。街中を歩けなかったのは残念でしたが、ホテルの33階の部屋の窓から見える景色はとてもきれいでした。

 おまけ・わたしの提出した歌の元ネタ。歌会でのご意見を参考に推敲しようと思います。


拍手[1回]

6月23日は、日本歌人クラブ創立70周年記念シンポジウムへ行ってきました。短歌は救済になり得るか、というテーマに強く惹かれたのです。どこか遠出をしたいという気持ちもありました。

 短歌と救済について、わたし個人の体験としては、震災3年後あたり、仕事のことなども重なり心身の不調に陥りました。変な言葉しか出て来なくて、短歌も詠めなくなって塔も半年ほど欠詠していましたが、療養生活の中でぽろっと一首詠めて、ぽつぽつ詠めるようになってきて、それがちゃんと短歌らしいものになってきたこと時はうれしかったものです。そこからわーっと詠めて、連作にまとまって、心がすっきりして、体も回復してきて、<癒えた>という実感まで繋がってゆきました。今読み返せばへたくそな歌ばかりですが、短歌があったから救われた、救われたことを感じることができたと思います。
 
 さて、早起きして高速バスで盛岡まで。スケジュール的に行って帰ってくるだけになりそうだったので観光はあきらめるとして、せめてお昼ぐらいはじゃじゃ麺を食べたい。駅近の専門店にてじゃじゃ麺とチータンスープをいただきます。わたしはあんまり味付けをしない派、辛いのも得意ではないのでしょうがと味噌くらいです。時間がない中、分単位で時計を気にしつつ完食しました。
 
 プラザおでってにて12時30分からシンポジウムが始まりました。
 まずは三枝昂之さんによる講演「啄木が短歌に求めたもの」、啄木の歌は人間の体温に最も近い36℃の歌、普段着の歌、中年の歌である、というような内容でした。啄木の享年が27歳とか若いので、中年? と不思議に思ったのですが、仕事や家族のことなど生活全般をテーマにすることを指すようです。
 休憩を挟んで梶原さい子さん、千葉聡さん、三川博さん、今井恵子さんのトークセッション。それぞれ違った角度からの救済が語られて、興味深かったです。特に精神科医でもある三川さんの図解付きの分析は、なるほどーと思いました。歌人+喪の仕事+復活力→救済、但し克服を目的とするのではなく、(啄木がぢつと手を見るように)正面から向き合うことが救済なのだ、というような。
 それとは別にして、壇上の方々のほとんどが本業で「先生」と呼ばれていることなどをぼんやり思ったりしました。
 最後に、三枝昂之さん、長澤ちづさん、三原由起子さん、八重嶋勲による実作ワンポイントアドバイス。わたしは申し込んでいなかったのですが、他の方の歌への添削を聞くだけでも勉強になりました。
 資料の中に歌集「いわて震災詩歌2018」という冊子がありました。そのうちこちらについて何か書ければと思います。

 時間があればプラザおでって内のてがみ館や、近くの啄木賢治青春館にも行きたかったのですが、またの機会に(8年前に行った時の写真を載せてみましょう)。久しぶりに盛岡の空気を吸えてよかったです。


拍手[0回]

先週の26日、27日は東北集会で秋田県の角館へ。とっても天気がよかったです。ありがたいことに、道中を住まいの近い方々とご一緒させていただきました。

 まずは角館交流センターで歌会。木造の和む建物で、大きな窓いっぱいの緑がきれいな研修室でした。しかもとてもお安いとか。東北集会とはいえ方々からみなさん集まっているので、お土産のおやつがたくさんです。かくいうわたしも、先日の塩竃小旅行でお土産屋さんに捕まった海の幸の薄焼きお煎餅を配りました。
 今回の歌会は良いと思った歌2首、物申す歌1首の選でした。わたしの歌はどちらも3票ずつで、賛否両論。いいね、歌会はこうでなくっちゃ。せっかく意見が聞ける場なのだから、絶対に褒められるような出来のいい歌より、どうかな?と思うような歌を出した方が、わたしは楽しいです。
 残りの時間でそれぞれ詠んだ上の句をくじのように回し、当たったものの下の句を詠むという短歌ゲームをしました。

 歌会の後は蔵のような作りの居酒屋さんで懇親会。秋田なのできりたんぽ鍋です。そしてパスタやピザなどのイタリアンも出てきます。短歌の作り方、向き合い方などいろいろ大切なお話が聞けてうれしかったです。
 ホテルでの二次会も盛り上がってたようなのですが、睡眠負債がひどいことになっていたので先におやすみなさい(と言いつつ「おっさんずラブ」と「生さだ」を途中まで見ました)。

 2日目はホテルで朝食を取った後、武家屋敷の方面へ。まずは現存する最古の石黒家、展示をしていない母屋では子孫の方々がお暮らしとのこと。なにかロマンを感じます。ここでひとまず解散。残る面々でルネ・ラリックのガラス作品を展示している大村美術館、職人による樺細工の制作実演が行われている樺細工伝承館、映画「隠し剣鬼の爪」撮影場所でもあった青柳家、などを観光しました。歩いて行ける範囲でいろいろ見どころがあって、雰囲気のある町並みがすてきでした。


拍手[0回]

8月19日、20日は塔全国大会で福島県郡山市へ行ってきました。去年の8月20日、21日も福島県へ行ったのでした。去年と同じ道なもので道中いろいろえぐられるのでした、国見SAあたりの景色とか。あの日から、ずい分遠くへ来ちゃったものです。

 過去を振り返ってばかりはいられません!初めての全国大会です。わたしは歌合せに参加しました。題詠苦手、歌評苦手、人前でしゃべるの苦手なわたしが歌合せに向いてるとはとても思えないのですが、成り行きで。あえなく一回戦敗退しましたが、良い経験でした。懇親会後に歌合せの勉強会へも赴きましたが、白熱していて圧倒されました。わたしがマイペース過ぎるのかもしれないです。
 他にも玄侑宗久さんの講演や歌会、塔ができるまでの映像の上映など、おもしろかったです。
 この2日間でたくさんの方とお会いできてうれしかったです。この先も、できる限り参加したいな、と思いました。もう一週間経ったなんて、なんだかあっという間です。

拍手[0回]

カレンダー
06 2020/07 08
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
プロフィール
HN:
おとも
性別:
女性
自己紹介:
短歌とか詩とか本とか。
(文末の短歌は既作から拾ってくるので本文と直接は繋がってなかったりもしますよ。)

連絡・問い合わせ:
tomomita★sage.ocn.ne.jp
(★を@に)
ブログ内検索
最新コメント
[12/25 びょんすけ]
[09/11 ぴょんすけ]
[12/26 お湯]
[11/19 お湯]
[08/27 お湯]
Designed by Lynn
忍者ブログ [PR]