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川が好き。山も好き。
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短歌同人誌「ランリッツ・ファイブ」に参加しました。1980年生まれで最近歌集を出した5人による新作短歌と相互歌集評、座談会、年表など、読み応え満載の100ページです。
5月16日(日)の文学フリマ東京のブース【ソ-03】にて販売されます。通販でもお求めいただけます。通販は5月末まで受付です。
詳しくは告知サイトをご覧くださいませ。

ランリッツ・ファイブ
sites.google.com/view/ranritsu5/

文学フリマ、【セ-01】では塔・東北の『3653日目』も販売されます。
当日はわたしは会場には赴けないのですが、どうぞよろしくお願いいたします!

文学フリマ東京32
https://bunfree.net/event/tokyo32/

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2月に大きな地震があったばかりで、先週の土曜日、再び大きな地震がきました。先月は自宅に居る時でしたが、今度はちょうど仕事が終わってこれから帰ろうってロッカールームに居た時でした。
 エレベーターが止まって、9階から非常階段を降りました。壁に囲まれているのみの非常階段の狭いスペースを気の遠くなるほどくるくる回り、地下鉄が止まっていたのでバスで帰りました。翌日が休みだったので仕事帰りに短歌研究4月号を買ったりコーヒーを飲んだりして帰るつもりでいたけれど、寄り道せずにまっすぐ帰りました。突然の地震は小さな未来も変えてしまいます。
 ウォークマンでラジオの津波状況などを聴きながら、こんなに心細いのは、自分の生きてきた結果なのだと思いました。とぼとぼ自宅へ歩いて、散らかった部屋に帰って、それからなにかずっと落ち込んでいるのでした。

***

 お知らせをいくつか。他にも2月3月は総合誌や結社誌の震災特集で歌を引いていただいたり、ありがたく思っております。

・『3653日目〈塔短歌会・東北〉震災詠の記録』¥2700(+税)
2011年から2019年に刊行された『99日目』、『366日目』、『733日目』、『1099日目』、『1466日目』、『1833日目』、『2199日目』、『2566日目』、『2933日目』より、24名の短歌とエッセイ、他、座談会、鼎談等収録。
書店では郷土史のところに置いてあるようです。

申込フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdgPZlTX2nWN3d50-P-wBVzID6z2wwGoIcK1_PQ-0pEYO_9tQ/viewform?usp=sf_link

お問い合わせメール
tou-touhoku★orion.ocn.ne.jp (★を@に変えてお送りください。)

版元 荒蝦夷
http://araemishi.la.coocan.jp 


・現代短歌5月号
「踵を上げて」50首掲載していただきました。
https://gendaitanka.thebase.in/items/41199832


・歌集『にず』¥2000 
お求めについては、わたし宛てにメール、
tomomita★sage.ocn.ne.jp  (★を@に変えてお送りください。)

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・現代短歌新聞9月号
書評「読みましたか?この一冊」、所功編著『昭和天皇の大御歌』について書きました。また、コスモスの斉藤梢さんに歌集『にず』の書評もご執筆いただきました。ありがたいです。


・塔短歌会・東北『3299日目 東日本大震災から九年を詠む』¥600
A5判53ページ、塔の東北に関わる面々で、東日本大震災とその後の日々の歌を年に一冊発行しています。10冊目にあたる今回は19名参加、「短歌以外の〈表現〉」というエッセイ企画もあります。
震災から九年、さまざまな立場からさまざまな現実、それぞれの思いがあります。
収益は、被災した子ども達のために活動する団体に寄付されます。
boothという通販サイトからお求めいただけます。
https://booth.pm/ja/items/2226200 


・歌集『にず』¥2000(税抜き)
お求めについては、わたし宛てにメール、
tomomita★sage.ocn.ne.jp  (★を@に変えてお送りください。)

または版元の現代短歌社まで。
https://gendaitanka.thebase.in/items/31597510

大阪・蔦屋書店、東京・ジュンク堂池袋本店、新宿紀伊國屋書店、大阪・葉ね文庫でもお取り扱いいただいているようです。

どうぞよろしくお願いいたします。

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7月15日の大安吉日に、第一歌集『にず』を上梓しました。
402首収録、装幀は花山周子さん、栞文は八雁の阿木津英さん、塔の松村正直さん、まひる野の北山あさひさんに書いていただきました。
お求めについては、メールにてご連絡いただければ折り返しご案内いたします。
本体2000円、送料はこちらで負担します。
tomomita★sage.ocn.ne.jp  (★を@に変えてお送りください。)

または版元の現代短歌社まで。
オンラインショップでもご購入いただけます。
https://gendaitanka.thebase.in/items/31597510
どうぞよろしくお願いいたします!


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短歌総合新聞『梧葉』夏号(62号)現代作家新作5首に、連作「ビンゴ」を掲載していただきました。お読みいただければうれしいです。

 「旅の歌」で木ノ下葉子さんが書いてらっしゃる地域が、わたしの地元の中でもごく地元なので郷愁をそそられます。田んぼと祖母はわたしにとっても原風景なのだなあとつくづく思いました。

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現代短歌新聞2019年1月号の力詠12首に、連作「まるだし」を掲載していただいております。お読みいただければうれしいです。

    *

 先日、キャベツの芯を刻んでうどんの具にする夢を見ました。夢なのだから、もっといいものを食べればいいのに。せめてキャベツの葉を刻めばいいのに。目が覚めて、ちょっとかなしくなってしまったのでした。

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ながらみ書房『短歌往来』10月号〈期待の新人〉に、短歌五首と、小文を掲載していただきました。お読みいただければうれしいです。

 せっかくのポートレート掲載なので、こけし愛、及び東北愛を込めて、こけしTシャツを着てみました。わたしの一張羅です!

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『また巡り来る花の季節は 震災を詠む』(講談社)という本に短歌を掲載していただきました。短歌と短文、本の帯にも短歌を載せていただいているようです。まだ現物を見ていないのですが。昨年のハートネットTV「震災を詠む2013」の書籍化になります。タイトル、いいですね。

  「たすけて」と言えれば会えたかもしれぬ夜に一人で過ごす避難所

 こうした歌を、詠まずに済めばよかった、と思うのです。被災した当時、なんであんなに自分の不安を押し殺して気丈にふるまえたのか、不思議でなりません。避難所でも、自宅でも、余震の中一人で、どうして誰とも言葉を交わさず一人で過ごせてしまったのか。
 あの頃は、自分が無事であるということがただただ幸運でありがたくて、わたし個人のかなしみというものを見失っていたのかもしれません。また「震災のごたごたが落ち着いたら、以前のような日常に戻るから、だから今は少しつらくても大丈夫」そんなことを信じていたのでしょう。2011年の春、わたしは変に元気でした。

 三年経って、傷は癒えるどころか膿んできたような気さえします。あ日のまま、立ち止まったまま、前に進めないのです。
 震災前のわたしはしあわせで、それまでの人生の中で一番しあわせで、好きな仕事ができて好きな場所に行けて好きな人達に囲まれて、このまましあわせになってゆくものだと思っていました。

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プロフィール
HN:
おとも
性別:
女性
自己紹介:
短歌とか映画とかこけしとか。
歌集『にず』(2020年/現代短歌社/¥2000)

連絡・問い合わせ:
tomomita★sage.ocn.ne.jp
(★を@に変えてお送りください)
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