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川が好き。山も好き。
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昨日から休みに入りました。年末年始も関係なく仕事をしていた頃が長いので、年末年始に休めるのが畏れ多いです。今の仕事も働く気になれば働けるのですが、年末年始は業務縮小なので、少数精鋭にお任せして。

 「穴めっちゃ空くけどビンゴは揃わない人ってイメージ」と言われておりぬ  『にず』

 などと言われてしまうわたしでしたが、今年は職場のビンゴをばっちり当てて、薔薇の香りのボディミルクをいただいてきました。年末年始は保湿がんばります。

 今日は大掃除をしました。大掃除を始める前に母から様子伺いの電話が来て、大掃除の最中には妹から電話が来ました。パートの愚痴や旦那さんの愚痴、義実家の愚痴、あまり愚痴を言える相手がいなくて溜まっているのでしょうか、大変そうです。電話の向こうで甥っ子がキーボードで「きらきら星」を弾いているのが聴こえました。

 あっという間に2021年も過ぎてゆきます。どこかあきらめたような今年のささやかな生活でしたが、短歌にはずい分寄り添ってもらいました。そのように自分のために詠んだ歌を、いろいろなところで発表させていただいたり、引いていただいたりしたのは、思いがけずありがたいことでした。

 ポケットにぐしゃっと入れたハンカチを赤信号で取り出したたむ  「踵を上げて」/現代短歌2021年5月号

 2021年の自選一首、というわけではないけれど、赤信号で立ち止まってハンカチをたたみながら、この歌がふっと詠めた時はうれしかった。なんでもない歌だけれども、こんなふうに歌ができてゆけばいいな。
 
 明日の雑煮の汁も用意して、唐揚げを揚げて、一人の年末年始は気楽なもんです。紅白とお笑い番組をがちゃがちゃしながら、実家から届いたりんごを鍋にかけてコンポートを作っています。できたての熱々に無糖のヨーグルトをかけて食べるのがさっぱりして美味しいのです。「年の初めはさだまさし」を見ながら食べましょうか。「タイムスクープハンター」の再放送もうれしい。

 本年もたくさんの皆さまにお世話になりました。あたたかな言葉をいただいたり、感謝しきりです。どうぞ良い年をお迎えくださいませ。


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映画『紅花の守り人』を観てきました。佐藤広一監督による、紅花をめぐるドキュメンタリーです。紅花に思い入れがあり、地元ニュースなどでこの映画の情報を得てから絶対に観たいと思っていたところ、音楽を担当された小関佳宏さんのミニコンサートと舞台挨拶付きの上映日と都合が合いました。

  ベランダに十九の蕾この夏に十九の花がひらく慰み

 歌集『にず』にも収録したこの歌は、紅花を詠んだものでした。町役場から種をもらって育てました。花は紅餅を作って紅花染めをしたかったけれど、量が足りなかったので、紅花ご飯にして食べました。
 ふるさとの県の花だからなじみ深いというのもあるけれど、見た目の形や色も好き。紅花モチーフのおみやげものも、ゆるキャラ「はながたベニちゃん」もかわいい。
 
 映画のナレーターは今井美樹さん。『おもひでぽろぽろ』のタエ子があれからずっと山形にいるのだという裏設定があるとかないとか。あの映画ももう30年前だけれど、あの頃描かれた紅花摘みの光景が今も変わらずにありました。民謡の「紅花摘み唄」「最上川舟歌」などもとても沁みてきます。
 シルクロードを渡って伝わってきた紅花が山形に根付き、染料の原料として紅餅に加工されて、舟で京都へ運ばれて――といった江戸時代の歴史については知っていたのですが、今でも紅花染めは大切にされていて、いろいろな人が様々な形で関わって紅花の文化が守られているということがうれしくなりました。わたしの頃と同じように、小学生の子供達が紅花栽培から紅餅作り、紅花染めの実習をしているのもなつかしかったです。俳人の黛まどかさんも紅花摘み体験をされて紅花の句について語っていました。
 観賞用や染物だけでなく、花や若葉は食べることもできます。様々な料理が紹介され、パンフレットにはレシピも載っていました。外国から伝わってきた紅花なのに、今となっては他の国では種から紅花油を取るばかりで、こんなに活用して技術が受け継がれているのは日本だけ、ということは初めて知りました。
 わたし個人の郷愁だけでなく、紅花という花の奥深さにロマンがあり、なぜ人々がこんなに紅花に惹かれるのかわかった気がします。わたしも紅花の守り人になりたくなりました。とりあえず、わたしは紅花の短歌をもっと詠んでゆきましょうか。
 
 上映後の舞台挨拶では、監督や出演者の方々の紅花愛の伝わるお話を聞かせていただきました。ギターのコンサートもすてきでした。何もない田舎で何もできないと思って外に出たけれど、山形はこの頃とても熱いように感じます。




公式サイト→https://benibana-no-moribito.amebaownd.com/

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映画『偶然と想像』を観てきました。監督・脚本は濱口竜介さん。出演は古川琴音さん、中島歩さん、玄理さん。渋川清彦さん、森郁月さん、甲斐翔真さん。占部房子さん、河井青葉さん。偶然をテーマにした短編集です。上映前に監督の挨拶の映像も流れました。
 第一話「魔法(よりもっと不確か)」は親友の話す惚気話の相手が元カレと気づき…という話。第二話「扉は開けたままで」は、作家でもある大学教授をスキャンダルに陥れるために色仕掛けを共謀する話、第三話「もう一度」は、高校の同級生と街中で20年ぶりに再会して興奮のままに話し込むが…という話。
 わたしはどれもおもしろかったです。登場人物の人数が最低限なくらい抑えられていて、小作りな感じ。台詞でどんどん露わになって深まってゆくような感覚は舞台的なのでしょうか。なんだか棒読みが気になるところもあったのですが、特定の誰かというわけでなく、その場の会話全体が淡々と流れていくので、あえて感情を乗せずに言葉を味わう演出なのだろうと思いました。登場人物の誰にもあまり共感できないのに、ぐさぐさ刺さって痛くなるような、不思議な映画でした。シューマンのピアノ曲のかろやかさが絶妙でした。

 第三話の舞台は仙台で、スクリーンには見慣れた場所が映りました。二人がすれ違った駅前のエスカレーターはわたしも時々使います。ここで20年ぶりに誰かに再開してもわたしは気づけるかな。と、思ったけれど、そこから先の通りで10年ぶりくらいに気づいてもらえたことはあったのでした。なんだかそれっきりになってしまったけれど、それでもよく見つけてくれたなあとびっくりした出来事でした。日常は偶然にあふれているのでしょう。

  公式サイト→https://guzen-sozo.incline.life/

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コロナ禍も少し落ち着き、ワクチンも接種したので、11月末に実家の山形に帰省してきました。2年ぶりくらいです。

 実家に向かう前に、反対側へ向かう電車に乗って斎藤茂吉記念館へ寄りました。電車が1時間に1本で、ゆっくりする余裕もなかったので、滞在時間が30分くらい。常設展は見たことがあるので泣く泣くさらっと流し、特別展「新収蔵資料展」を鑑賞しました。茂吉やアララギ歌人の原稿、書簡が見られたのがうれしく、長塚節歌集をまとめるためのやり取りなど興味深かったです。つくづく茂吉の字がかわいいのです。
 文庫版の歌集をあるだけ買おうと計画していたのですが、もう『つゆじも』『ともしび』『小園』しか残ってなくて、『小園』は持っていたのであとの2冊を買いました。
 次に来るときは時間に余裕をもってゆっくり観たいです。

 祖母のいない実家というのは何か落ち着かず、居間にいると、いつものように祖母が来るんじゃないかという気がしてきます。隣町の伯母から借りていた介護ベッドも返したようで、祖母の部屋だった仏間には、デイサービスに通っていた頃にレクレーションで書いたらしい「令和」という習字がぶら下がっていました。

 帰りに祖母の居る施設に寄って、少しの間のガラス越しでしたが面会ができました。あんなにおしゃべりでうるさかった祖母なのに、今は口をぱくぱくさせるだけで声も出ないようでした。それでも、思ったより元気そうで、家にいた頃より身ぎれいになっていたのと、介護士さん達が優しそうで安心しました。祖母の後ろで、他の入居者の女性がこちらを見つめて時々両手で顔を覆っているのが印象に残りました。

 ほんの数年前まで、2階のわたしの部屋まで両手両足で上がってきて、母に内緒でお小遣いをくれた祖母だったのにな。犬の散歩に農道に出たわたしの後をシルバーカーを押して歩いてきてたのにな。入り婿の父をばかにするために歌っていた「のんきな父さん」というよくわからない歌ももう歌えないんだろうな。
 祖母が老いた年月を、わたしも老いました。

  いつまでもずっと元気でいてほしい 自分にもそう願えればいい


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映画『梅切らぬバカ』を観てきました。監督・脚本は和島香太郎さん、出演は加賀まりこさん、塚地武雅さん、渡辺いっけいさん、森口瑤子さんなど。加賀まりこさんはなんと54年ぶりの主演とのこと。

 大きな梅の木のある家で暮らす占い師の母と、自閉症を抱える息子。50歳の誕生日を機に、息子はグループホームに入所して……という話。
 8050問題……。思えばこうした障がいが題材となっている話でこの年代はめずらしいような気がします。わたしが知らないだけかもしれないけれど、8050問題の映画自体も初めて見ました。
 こうした話は映画やドラマよりドキュメンタリーで観ることがわたしは多く、わたしは昨年観た強度行動障害のわが子をグループホームに入所させて手放すという内容のドキュメンタリーを思い出していました。一緒にいるのも離れるのもくるしいという壮絶さでずっと印象に残っています。
 この映画にもつらいことは描かれますが、現実のことを思えばわたし自身にもこの親子をつらくさせるような気持ちがないとは言えず、申し訳なくなります。それでも、優しい物語にうれしくなりました。

 紹介文などを読む前からこの映画には「観てみたいな」と惹かれるものがありました。理由の一つは、緑あふれるポスターがすてきだったこと。もう一つはタイトルです。「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」ということわざから採られているとのことですが、やっぱり五文字や七文字の日本語が気持ちいいのでした。

  公式サイト→https://happinet-phantom.com/umekiranubaka/

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塔9月号、800号記念特集、座談会や評論ずっしり読み応えあり、アンケートの匿名ならではの本音感もおもしろかったです。敬称略です。

  どくだみの根を抜いてゆく快感は根を抜かれゆく快感に似て  花山多佳子

 根を抜かれゆく快感とは。そんな経験ないのに不思議な比喩に妙に納得して、雨上がりの湿った土のからだから根を抜かれたくなってしまう。

  木の陰に待ちゐし父を面影にたたせて荒れし庭に入り来ぬ  仙田篤子 

 ご実家を手放す一連。面影が見えるのではなく、自分でたたせているというところに覚悟のようなものが見えます。

 「生きたい」と不意に湧ききて錠剤をひと粒のんで接種会場へ  立川目陽子

 少し元気のない時があったのでしょうか、不意に生きたい気持ちが湧いてからの行動力、特に錠剤のくだりに実感と迫力を感じます。

  終戦の年に一年生ですよ教科書なんぞなんにもなくて  渡辺のぞみ 

 定型にきっちりおさまっているのに、語り部の自然な語り口そのままのよう。結句の言いさしもリアルで胸に迫ってきました。

  となり家の二歳児泣けばもっと泣けその元気欲しもっと泣けもっと  相馬好子

 命令系とリフレインが激しくも、優しい。二歳児の元気な大泣きに、心の中で発破をかけているのでしょう。

  スイッチを入れればオウム返しするクマに「がんばれ」三度言わせる  山田恵子 

 <形容詞過去教へむとルーシーに「さびしかった」と二度言はせたり/大口玲子『海量』>の歌が下敷きなのでしょう。癒しの玩具であるテディベア。オウム返しさせるために自分で最初に言った「がんばれ」があるということ。

  完治せぬ病をやうやく受け入れぬあぢさゐの花あふれ咲く日に  杉之原壽美

 上の句と下の句のつながりに惹かれるものがありました。気持ちが動いたその日に、あじさいが咲いてた、それだけのことかもしれないけれど。

  六月のカレンダーのまっさらに田植えの予定を太く書き込む  高原さやか 

 なんとも気持ちの良い歌です。まっさらなカレンダーが田植え前の田んぼのようでもあり。

  走って走って黄色いバスに乗れた人よかったねえと遠くから見る  寺田慧子

 作者と一緒に、走っている人を見守っているような気持ちになりました。「黄色いバス」が効いています。

  十四歳迎えてすぐの暑い日に戦争敗けて飢えていました  西村美智子

 下の句の率直さと舌足らずな詠いぶりが、遠い過去のこととして物語化されているような雰囲気もいじましい。

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10月も半ばを過ぎて、秋が深まってきました。
「私には毛布がある」と、昨日、隣の席の同僚さんがって言ってたのが、おもしろかったな、と心の中で反芻しています。
 急に冷え込んできましたね、なんて季節の話題の中でのことでした。ふと通販の案内で見て数万の毛布を衝動買いしてしまって、毛布に数万なんて初めてで、その毛布はものすごくあたたかくって、どんなに嫌なことがあっても「私には毛布がある」って思うとがんばれる、そんな話でした。まっすぐなまなざしと力強い断定口調がなにか冗談めかしているようで、「いいなあ、わたしも毛布ほしいなあ」と笑いながら、人生に、そんな毛布のようなものがあるといいのだと思いました。時々くるまって。自分で買ったものだということも、きっと要で。
 
  あたたかなものに触れたい湯たんぽに毛布あの日の君の手のひら

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映画『草の響き』を観てきました。監督は斎藤久志さん、出演は東出昌大さん、奈緒さん、大東駿介さんなど。
 心の不調を抱えた主人公が東京から地元の函館に戻り、医者の勧めにより街を走る話。走ることで回復につながってゆくのはわかる気がします。わたしも数年前に不調に陥った時、地元に帰って犬と農道を朝晩散歩し続けているうちに良くなってきたという経験がありました。うまく思い出せないわたしの昔の日々は映画にも小説にも短歌にもならなかったけれども。

 かつて函館三部作、のように言われていたことがあったような気がしますが、佐藤泰志作品の映画化はこれで五作品目。函館の映画館、函館シネマアイリスで企画や制作をされているとのことです。
 走っている場面を中心として函館の街並みがとても印象的で、この映画は函館の街を映すことを目的として撮られているのではないかと思うほどでした。チラシやパンフレットとは別にロケ地マップも配布されていたのでいただいてきました。この道を走っていたのか、と思うと感慨深いものがあります。地元の方ならばなおさらでしょう。

 原作の主人公は独身のような気がしていたのですが、映画には妻が出てきました。ずい分脚色されているのかな、と思い帰宅してから読み返したら妻がらみ以外は原作にほとんど忠実でした。わたしが内容を忘れていたので新鮮な気持ちで鑑賞できたということのようです。小説が作者の実体験を下敷きに書かれたと想定されているので、もしかしたら映画版には作者本人のエピソードを元にふくらませた部分もあるのかもしれないと想像しました。
 シアターを出る時に「ハッピーエンドじゃなかったね」という声が聞こえました。
 
 帰宅してパソコンを点けたら、主演の東出昌大さんのゴシップが出ていました。話題作りにしては逆効果な気が。

 公式サイト→https://www.kusanohibiki.com/

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塔8月号を読みます。敬称略です。

  シャッターを切りしは誰であつたらう笑顔の私が抽出しより出づ  大塚洋子 

 自分の笑顔を写真の中に残してくれたのは誰だっただろう、自分は誰に向かって笑ってるんだろう、といような。抽出しは実物でありながら記憶の抽出しでもあるのでしょう。

  うねうねと風呂の鏡に指で書く路線図に子は駅を足したり  澤村斉美

 ほほ笑ましい親子の入浴光景だけれども、どこか暗示的な歌でもあります。通過したり乗り降りしたり出会いや別れの交錯する駅が、お子様の手で書き足されました。

  菜の花忌のポスター貼らるる駅出でて記念館へと菜の花に沿う  伊藤文

 駅のポスターは旅心を誘われる。菜の花忌を記念する記念館への道沿いに菜の花を植えるという、人の心のシンプルさが気持ちいいのです。

  五年前二回休みて登りたる梅ヶ渕の坂けふは休まず  上大迫チエ

 数字の具体性の説得力や、地名の固有名詞の味わい。結句の否定形がなにかいじましく、五年前よりお元気でいるということもうれしい気分の読後感にさせてくれます。

  施設では食べられぬ刺身フルーツを買ひ足し母の帰るを待ちおり  江原幹子

 施設では刺身は感染症予防、フルーツは特定の制限がある方には生でお出しできず缶詰で代用したりなど気を付けているのですが、それよりもう好きなものを思う存分食べてほしいという心なのでしょう。考えさせられます。

  しゃぼん玉ゆらりと我を離れゆく山を歪めて海を歪めて  廣鶴雄

 自分の息を吹き込んで放たれたしゃぼん玉に歪んで映る山や海、実景なのでしょうけれど、なにか心が映されているようで、言いさしの結句にも余韻が残りました。

  母の日にプレゼントをくれし嫁も娘もみんな母になり庭にバラ咲く  宮脇泉

 息子のお嫁さんと実の娘が並列に詠まれているところに心を感じます。一男一女を授かり、それぞれが婚を成して子を設け、バラ咲く庭のある家に暮らして歌を詠む、という暮らしの健康さがまぶしい。

  手作りのカードにならぶ四匹のクマには四つ吹き出しがあり  岡部かずみ

 一読してただごと歌のような味わいですが、そもそも喋れないクマに言葉を発させているのがよく考えたらシュール。クマに託さず自分で伝えてほしいという思いもあるのでしょうか。

  短い方のポテトを君が食べるから長い方ばかり僕は食べてる  近江瞬

 ポテトの食べ方にも関係性が表れるのでしょう。長い方を相手に残すことが思いやりのようでもあり、長い方がしなしなになっている気もしたり。

  わがままな子は幸せになれないと諭しぬ少し疑いながら  中込有美

 もちろん道徳的には自分中心で人を思いやらないようではいけないのだけれど、そう諭すけれど、ほんとうにそうだろうか。実際は散々人を振り回して迷惑をかけてもわがまま放題に生きている人の方が幸せそう、と気づいてしまった。優しい人が幸せになれると信じたいけれど。

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今日は中秋の名月、満月がとっても明るいです。こんな明るい夜にうれしいことが一つ、2月の震度5の地震でぐちやぐちゃ失くしてしまっていた真珠の指輪が物の陰になっていたところから見つかりました。ずっとながめていたくなるような真珠の輝きは、そういえば月に似ているかもしれません。

月刊「うた新聞」9月号、<今月のうたびと>に、12首「相槌を打つ」を掲載していただきました。お読みいただければうれしいです。
https://www.irinosha.com/

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プロフィール
HN:
おとも
性別:
女性
自己紹介:
歌集『にず』(2020年/現代短歌社/本体¥2000)

連絡・問い合わせ:
tomomita★sage.ocn.ne.jp
(★を@に変えてお送りください)
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