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川が好き。山も好き。
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しあわせな歌が詠みたい誰からも全然ほめられなくていいから

 と、いうようなことを、この頃はもうずっと考えている。
 歌というものは哀しさ寂しさと波長が合いやすい。一般的に名歌と呼ばれるものもどこか物悲しさを帯びたものが多い。侘び寂びは日本の美意識だから。けれども、もう、ほめられるために歌を詠いたいわたしではない。わたしにとって大切なのは、良作と言われるような歌を詠むことより、わたし自身がしあわせになること。歌のためではなくて、わたしの人生のしあわせのために生きたい。
 歌はたぶんずっと詠ってゆくだろう。わたしがしあわせになってから詠う歌がつまらない歌だとしても、わたし自身がしあわせだったらそれでいい、と今は思う。

  しあわせな時は素直にしあわせな歌を詠みなよ過去のわたしよ

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おとも
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女性
自己紹介:
短歌とか映画とかこけしとか。
歌集『にず』(2020年/現代短歌社/¥2000)

連絡・問い合わせ:
tomomita★sage.ocn.ne.jp
(★を@に変えてお送りください)
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