川が好き。山も好き。
折に触れて震災のことは書いてきたし、一年目、二年目もこの日は更新してきたので、義務のような気持ちで、文字を打ってはみるものの、気持ちがまとまらない。
不思議、ほんとうに震災直後は不安だけど元気だった。がんばらなきゃがんばらなきゃって。当日は自分がこんなにも一人ぼっちな気はしてなかったから。帰る場所も待っててくれる人もいたような気がしてたから。みんなでがんばろうって。
つらい。震災以降の不調と、震災以前から抱えていて震災で浮き彫りになったわたし自身の心のずれや思い違い、もう頭も心もいっぱいいっぱいで。短歌にすることで整理をしたり、そうした短歌が褒めてもらえることで自分を見失わないようにできていたところも、以前はあったのだけど、今はそういうものでも埋まらないみたい。なんだかんだいって去年の記事はまだ余裕あったよね。つらかったけど、これからはこんなふうに生きてこうって。前に進んでゆけるものと思ってたのに。
手を握りたい。
震災以前のわたしはどうして自分の中のそうした感情に気づかなかったんだろう。ずっと一人で、ほんとうに一人で、そうした安心感を知らずにいた時期が長かったから。知らないぬくもりは欲せない。知らないって、かなしいことだ。気づいてたらよかった。そしたらまるく収まったのに。わたしが自分の本心に気づかなかったから、わたしのせい。
ろうそくの頼りない明かりの中、避難所で知らない人達にまぎれ一人で眠った夜も昨日のことみたいだ。
こわい夢を見るから、目が覚めたときとなりに心ゆるせるひとがいてほしい。寄り添って眠りたい。人が番う理由が今は切にわかる。みんな同じ気持ちなんだって。わたしが震災前まで知らなかっただけで。
読んでもらうためじゃなくて吐き出したいだけの文はここには書きたくないのに。そういう思いは短歌の形にすれば見られものになるかもしれないのに。歌を詠む力も残ってない。今日だけはゆるして。後で恥ずかしくなって消したくなると思うけど、消さないことにするね。今も恥ずかしい。
仕事にも、人にも、短歌にも、愛されていた時、愛されるような自分だったよ。でも今はそうじゃない。そうじゃなくなってしまった。
一人じゃ生きてゆけない。一人じゃ生きてゆけないよ。たすけて。きて。
不思議、ほんとうに震災直後は不安だけど元気だった。がんばらなきゃがんばらなきゃって。当日は自分がこんなにも一人ぼっちな気はしてなかったから。帰る場所も待っててくれる人もいたような気がしてたから。みんなでがんばろうって。
つらい。震災以降の不調と、震災以前から抱えていて震災で浮き彫りになったわたし自身の心のずれや思い違い、もう頭も心もいっぱいいっぱいで。短歌にすることで整理をしたり、そうした短歌が褒めてもらえることで自分を見失わないようにできていたところも、以前はあったのだけど、今はそういうものでも埋まらないみたい。なんだかんだいって去年の記事はまだ余裕あったよね。つらかったけど、これからはこんなふうに生きてこうって。前に進んでゆけるものと思ってたのに。
手を握りたい。
震災以前のわたしはどうして自分の中のそうした感情に気づかなかったんだろう。ずっと一人で、ほんとうに一人で、そうした安心感を知らずにいた時期が長かったから。知らないぬくもりは欲せない。知らないって、かなしいことだ。気づいてたらよかった。そしたらまるく収まったのに。わたしが自分の本心に気づかなかったから、わたしのせい。
ろうそくの頼りない明かりの中、避難所で知らない人達にまぎれ一人で眠った夜も昨日のことみたいだ。
こわい夢を見るから、目が覚めたときとなりに心ゆるせるひとがいてほしい。寄り添って眠りたい。人が番う理由が今は切にわかる。みんな同じ気持ちなんだって。わたしが震災前まで知らなかっただけで。
読んでもらうためじゃなくて吐き出したいだけの文はここには書きたくないのに。そういう思いは短歌の形にすれば見られものになるかもしれないのに。歌を詠む力も残ってない。今日だけはゆるして。後で恥ずかしくなって消したくなると思うけど、消さないことにするね。今も恥ずかしい。
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短歌とか映画とかこけしとか。
歌集『にず』(2020年/現代短歌社/¥2000)
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