川が好き。山も好き。
実家の母の箪笥に、和歌の柄のつけさげがありました。もし短歌でなにか賞をいただくようなことがあったら、授賞式にはこれを借りて着よう、と考えていたのですが、結局そうした機会は訪れないままです。たぶん着る機会はないんじゃないかなとは思ってはいて、これまで生きてきてわたしはどのような賞にもふつうに縁がないし、誰かからとくべつに選ばれたこともない。そういう人生なのだと、すっかり悟っているのでした。
ある選考で、わたしがいいところまでいっていると途中経過の情報を知る人に教えていただいた時も、自分が頂点に立つとはやっぱり思わなかったし、期待させて申し訳なかったとその後に謝られた時も、残念な気持ちがまったくなかったわけではないけれど、いいところまでいったなんてわたし意外とやるなあ、と気分が上がっていたりもしました。
ある時、グランプリや最優秀賞には届かずとも次点など十分な好評価を得ている人がとても悔しがっているのを見て、そういうところだよ、と気づかされました。わたしには向上心とか野心とかいったものが足りない。自分に期待しないでおくと、叶わなかったときに傷が浅いので、自分の心が守れます。けれども、絶対に一等賞になるんだ!と自分を信じて自分に自信を持って生きている方が結果もついてきたり、そのまっすぐさが人間的な魅力としてあふれたりするのかもしれません。
逢坂みずきさん企画・編集の「綾 着物を愛する歌人のアンソロジー」に参加させていただきました。短歌、エッセイ、写真を寄せております。皆さまの着物コーディネートがカラー写真で拝見できて楽しいです。着物は着るよりも見る方が好きかもしれなくて、わたしは明治から昭和初期が舞台の朝ドラなどでふだん着としてお召しの着物が特に好きです。
こちらから通販でお求めいただけます。→https://t.co/X0BTy78U9L
ある選考で、わたしがいいところまでいっていると途中経過の情報を知る人に教えていただいた時も、自分が頂点に立つとはやっぱり思わなかったし、期待させて申し訳なかったとその後に謝られた時も、残念な気持ちがまったくなかったわけではないけれど、いいところまでいったなんてわたし意外とやるなあ、と気分が上がっていたりもしました。
ある時、グランプリや最優秀賞には届かずとも次点など十分な好評価を得ている人がとても悔しがっているのを見て、そういうところだよ、と気づかされました。わたしには向上心とか野心とかいったものが足りない。自分に期待しないでおくと、叶わなかったときに傷が浅いので、自分の心が守れます。けれども、絶対に一等賞になるんだ!と自分を信じて自分に自信を持って生きている方が結果もついてきたり、そのまっすぐさが人間的な魅力としてあふれたりするのかもしれません。
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歌集『にず』(2020年/現代短歌社/本体¥2000)
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tomomita★sage.ocn.ne.jp
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