川が好き。山も好き。
『ソローキンの見た桜』を観てきていました。監督は井上雅貴さん、出演は阿部純子さん、ロデオン・ガリュチェンコさんなど。というかわたしはイッセー尾形さんが出てると観ますね。
日露戦争の頃、松山に設けられたロシア捕虜収容所で、ロシア兵捕虜・ソローキン少尉と日本人看護婦・ゆいが恋に落ち――という実話をもとにしたラジオドラマの実写映画化とのこと。戦後生まれなせいか第二次世界大戦、太平洋戦争に関する物語の方はいくつも触れましたが、よく考えたら日露戦争ものはあまり知らなかったので、なんだか新鮮でした。日露戦争において日本は戦勝国ですから、そのあたりの雰囲気はやっぱり違うようです。
敵対していたはずの二人が、唐突に相思相愛になったように感じられてついていけない感じもなくはなかったのですが、そういうふうに気持ちが盛り上がることも男と女にはきっとあるのでしょう。
なんとなく予告編などから勝手に想像していた流れとは違ってきて、「あ、こういう方向に行き着くのか」という驚きがあり、驚きと共に変にほっとしたりもしていました。そうして、自分の心より国とか社会とか家とか人とかを優先するような話をわたしは好ましく思う傾向にある、と再確認したのでした。
桜が美しかったです。
公式サイト→https://sorokin-movie.com/
日露戦争の頃、松山に設けられたロシア捕虜収容所で、ロシア兵捕虜・ソローキン少尉と日本人看護婦・ゆいが恋に落ち――という実話をもとにしたラジオドラマの実写映画化とのこと。戦後生まれなせいか第二次世界大戦、太平洋戦争に関する物語の方はいくつも触れましたが、よく考えたら日露戦争ものはあまり知らなかったので、なんだか新鮮でした。日露戦争において日本は戦勝国ですから、そのあたりの雰囲気はやっぱり違うようです。
敵対していたはずの二人が、唐突に相思相愛になったように感じられてついていけない感じもなくはなかったのですが、そういうふうに気持ちが盛り上がることも男と女にはきっとあるのでしょう。
なんとなく予告編などから勝手に想像していた流れとは違ってきて、「あ、こういう方向に行き着くのか」という驚きがあり、驚きと共に変にほっとしたりもしていました。そうして、自分の心より国とか社会とか家とか人とかを優先するような話をわたしは好ましく思う傾向にある、と再確認したのでした。
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自己紹介:
短歌とか映画とかこけしとか。
歌集『にず』(2020年/現代短歌社/¥2000)
連絡・問い合わせ:
tomomita★sage.ocn.ne.jp
(★を@に変えてお送りください)
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