川が好き。山も好き。
昨日は仕事がお休みでした。ちょうど映画館の割引デーだったので、早起きして映画「南瓜とマヨネーズ」を観てきました。魚喃キリコさんの原作漫画が好きで、実写映画化という話を聞いてから楽しみにしていました。感想は次の機会に書くとして。平日の午前中とはいえ、割引の日なのでそこそこ人はいました。早い時間に始まったので、映画が終わっても11時です。
せっかく街に出たので、少し見て回りましょう。この頃はひざ下丈のスカートを探しています。もともとそんなに服が好きとかではないのですが、さすがにもう手持ちのひざ小僧の見えるスカートが痛々しくなってきた気がするのです。ひざ下丈でも、ガウチョパンツは苦手です、トイレの時に大変だから。結局、セールでお安くなっていたワンピースと、セールでお安くなっていたニットを買いました。おしゃれのためではなく、今着ている服がおかしいので必要に迫られた買い物といった感じです。なんだかもう何を着たらいいのかわからないです。ワンピース、便利ですね。
お昼はイタリアンで一人ランチをしました。友人と以前行った時にクーポン券をもらっていて、その期限日だったのでした。女性の一人客も割といて、特に気後れすることもなく過ごしました。なまじ料理ができるため「自分で作った方が安いし」と外で食べることは滅多になかったけれど、時々はこういうのもいいなと思うようになってきました。
それほど混雑してもいなかったので、食後にゆっくりコーヒーを頂きつつ、ノートを広げます。隣の若い女性一人客さんはスマホに夢中で、カルボナーラが運ばれても手を付けずに必死で指をすべらせていました。あの小さな画面で、どんな世界と繋がっているのでしょうね。スマホを持たないわたしは、いくつか短歌を詠みつつ書き留めていくということをしました。
自宅に帰ると、塔11月号が届いていました。8首も採っていただいていてありがたいですが、なんだか病んでるような歌ばかり。思えばあの頃、心がとても疲れていたのでした。今もほんとうは疲れているような気がします。洗濯機を回して、塔をぱらぱらながめているうちに、眠ってしまいました。
冷蔵庫に肉類や卵がなくなっていたので午後に買いに行く予定だったのに、起きたらすっかり夜でした。しょうがないのでキャベツを刻みました。
たとえば乳幼児の子育て中で自分の時間が全くないとか、モラハラ夫に支配されていて何をするにも報告や許可が必須とかいうような息苦しい境遇ならば、昨日みたいな一日がとてもしあわせなんじゃないかと思うのです。
ただ、これがいつものことだとしたら、これから先も何十年も続くのだとしたら、それはそれでとても生きぐるしい。自分の暮らしに自分しかいないような感覚。誰のためでもないわたし。
でも、昨日みたいな一日を「あの頃は自由で良かったなあ」って思い出す日も来るのかもしれないな。両親の介護もまだ始まっていないし、決して裕福ではないけれどわたしには借金もありません。
次の日は、欠勤者の穴埋めで、早出残業でした。
待ってとも待たないでとも言われずに過ぎてゆく秋コンビニへ寄る
せっかく街に出たので、少し見て回りましょう。この頃はひざ下丈のスカートを探しています。もともとそんなに服が好きとかではないのですが、さすがにもう手持ちのひざ小僧の見えるスカートが痛々しくなってきた気がするのです。ひざ下丈でも、ガウチョパンツは苦手です、トイレの時に大変だから。結局、セールでお安くなっていたワンピースと、セールでお安くなっていたニットを買いました。おしゃれのためではなく、今着ている服がおかしいので必要に迫られた買い物といった感じです。なんだかもう何を着たらいいのかわからないです。ワンピース、便利ですね。
お昼はイタリアンで一人ランチをしました。友人と以前行った時にクーポン券をもらっていて、その期限日だったのでした。女性の一人客も割といて、特に気後れすることもなく過ごしました。なまじ料理ができるため「自分で作った方が安いし」と外で食べることは滅多になかったけれど、時々はこういうのもいいなと思うようになってきました。
それほど混雑してもいなかったので、食後にゆっくりコーヒーを頂きつつ、ノートを広げます。隣の若い女性一人客さんはスマホに夢中で、カルボナーラが運ばれても手を付けずに必死で指をすべらせていました。あの小さな画面で、どんな世界と繋がっているのでしょうね。スマホを持たないわたしは、いくつか短歌を詠みつつ書き留めていくということをしました。
自宅に帰ると、塔11月号が届いていました。8首も採っていただいていてありがたいですが、なんだか病んでるような歌ばかり。思えばあの頃、心がとても疲れていたのでした。今もほんとうは疲れているような気がします。洗濯機を回して、塔をぱらぱらながめているうちに、眠ってしまいました。
冷蔵庫に肉類や卵がなくなっていたので午後に買いに行く予定だったのに、起きたらすっかり夜でした。しょうがないのでキャベツを刻みました。
たとえば乳幼児の子育て中で自分の時間が全くないとか、モラハラ夫に支配されていて何をするにも報告や許可が必須とかいうような息苦しい境遇ならば、昨日みたいな一日がとてもしあわせなんじゃないかと思うのです。
ただ、これがいつものことだとしたら、これから先も何十年も続くのだとしたら、それはそれでとても生きぐるしい。自分の暮らしに自分しかいないような感覚。誰のためでもないわたし。
でも、昨日みたいな一日を「あの頃は自由で良かったなあ」って思い出す日も来るのかもしれないな。両親の介護もまだ始まっていないし、決して裕福ではないけれどわたしには借金もありません。
次の日は、欠勤者の穴埋めで、早出残業でした。
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短歌とか映画とかこけしとか。
歌集『にず』(2020年/現代短歌社/¥2000)
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tomomita★sage.ocn.ne.jp
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