川が好き。山も好き。
不本意ながらも、ここ一年ほど職を転々としていることもあってか、人との出会いは薄くも多い。そうした中で、同僚さんなる女性に、わたしのおぼこさか、指輪のない左手の薬指を見てか、「結婚してないの?」「独身なの?」と聞かれることもよくある。その度に、「そうなんですよー、誰かいい人がいたらよろしくお願いしますー」などと無難に答えていた。この年齢で、たとえば変に濁したことを言えば空気が悪くなったり、勝手になにか勘ぐられたり、いろいろ痛々しいことになるのだ。空気を読んで「誰かいい人がいたらよろしく」なんて無難に答えながら、ふと思う。はたして、実のところわたしは、伴侶を募集していたりするのだろうか。
一人は寂しい。一人は心もとない。ずっと言っている。(ここで言う一人とは、一生一人(かも知れない不安)、いざという時に誰にも頼れず一人(かもしれない不安)ということであり、いわゆるお一人様時間というか、一人の時間を楽しむこと自体はわたしは大切にしたい方である。)
けれど、たとえばわたしのことをよく知る人に、わたしに合いそうと思われる人を紹介されるなどならともかく、なにか年齢が釣り合うくらいの程度で適当に人をあてがわれても、やっぱり難しい。
一人は寂しい。一人は心もとない。けれど、それは「男がほしい」というわけではなくって、「女として必要とされたい」というわけではなくって。わたしは、まずは人と人として大切に思い合いたい。まずはそこから始めたい。
あんなにもわたしを好いていたひとが婚活サイトにハマっておりぬ
一人は寂しい。一人は心もとない。ずっと言っている。(ここで言う一人とは、一生一人(かも知れない不安)、いざという時に誰にも頼れず一人(かもしれない不安)ということであり、いわゆるお一人様時間というか、一人の時間を楽しむこと自体はわたしは大切にしたい方である。)
けれど、たとえばわたしのことをよく知る人に、わたしに合いそうと思われる人を紹介されるなどならともかく、なにか年齢が釣り合うくらいの程度で適当に人をあてがわれても、やっぱり難しい。
一人は寂しい。一人は心もとない。けれど、それは「男がほしい」というわけではなくって、「女として必要とされたい」というわけではなくって。わたしは、まずは人と人として大切に思い合いたい。まずはそこから始めたい。
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短歌とか映画とかこけしとか。
歌集『にず』(2020年/現代短歌社/¥2000)
連絡・問い合わせ:
tomomita★sage.ocn.ne.jp
(★を@に変えてお送りください)
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